白スカブ海苔の画像庫::ぼく、オタリーマン

2007,10,20, Saturday

ヨメさんが買ってたので読んでみた。

とにかくSUGEEEEEEEEEEEEEEEE！　見事なまでにオチがない！
基本、1P完結で話が進んでいくんだけど、全話クスリとも笑えなかった。

なんだか2巻目まで発売されてるし…
ネットのレビュー記事を見ると絶賛記事多い。
Amazonのレビューは手厳しいの多いけど。

この漫画のお値段は1000円。　一体誰が特するんだよ。
（あー、出版社と印税入る作者か）

ちょこちょこガンダムネタ・EVAネタが出るくらいでどこが「オタ」なのかも疑問。
対人恐怖症なダメ人間（優秀なSEなのかもしれんが）なのに自分大好き人間の独りよがり漫画だった。
作者も「自虐マンガ」て言ってるけど、自虐マンガってその失態や醜態を読者が笑えるもんじゃないの？　普通。
読んでて「何がおもろいの？」「チラシの裏にでも書いとけよ」としか思えなかった。

最も嫌悪感MAXになったのは体温についてのネタで

寒がってる女性が筆者に対して「体温を半分でも分けてよ」と言い、
筆者が「半分分けたらアナタの体温は54度になっちゃうよ？」と返答する話だ。

注釈に『人の体温を36度とした場合、半分を分けたら54度になるという高等ギャグ』とあった。
これ、高等ギャグなの？
さらに次ページ4コマで「ケルビン（絶対零度（-273.15℃）を0度）で言えば良かった」とか書いてる。
そんなに面白いか？

電車男以降、ブログネタを出版したり小説化したりが流行ってる。
その流行が無ければ「自費出版」の道しかありえないであろう一冊だと思った。

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